落とし物
April 14th 2011 -
日本は良い国なので、落とし物は大概警察や駅などに届けられる。
で、海外では落とし物=見つけた人のもの という暗黙のルールがあったりする。
今回、アメリカにもまだまだいい人はいるのだ、というような事が起こった。
二日前、ボケじじいが運転免許、クレジットカード、ATMカードの入ったカードホルダーをガスステに置いて来てしまった。焦って直ぐに戻ったじじい。でもカードはセルフで入れるガソリンポンプ周辺には既にない。
「ぷぎゃーーーーー」とパニック状態になってガソリンスタンドの人に聞いても、だれも落とし物を見つけて持ち込んでくれた人はいなかった。泣く泣くカード会社や銀行に電話を掛けてカードを止めてもらい、あまりのショックに夕方の仕事をキャンセルして帰宅。
「アメリカは日本じゃないしね。ボケたら終わりだね、こりゃ。」という慰めにもならない言葉をかけられて、意気消沈。
そして今日、お昼休みに家に帰った所に、見知らぬ男性が尋ねて来る。
「これ、落としたでしょ?直ぐに持ってきたかったんだけど仕事があったから」と爽やかにガスステに置いて来たカードホルダーの入った封筒を渡される。
「ぬおおお。サンキュー、サンキュー。今度ビール奢るから連絡くれ!」
「そこに電話番号一応書いといたから、なんかあったら電話して」
爽やかに去って行く彼。
アメリカにもまだまだ良い人はいるみだいだ。