Archive for the ‘映画’ Category

Sex and the City(2008)

Monday, October 6th, 2008

男性の嫌がるこのドラマの映画版のDVDが出たので、嫌がるじじいを参加させて観る。(Sex and the Shittyとじじいは言い換えていた)

NY在住の30代と40代のバリバリ稼いでるシングルの女4人の関心は、男とファッションで、男はとっかえひっかえしても友情は続くというお話。男の友情ものはあっても、女の友情ものなんてあまりない上に、この世代のドラマは大概結婚してて子持ち、もしくはシングルで子持ちのコメディものが多いの中で、HBO(ケーブルの中のオプションチャンネルなので別料金)でヒットした。

さて、この年代のアメリカの女性でファッションに気を使う人をあまり見かけない。この番組がNYで私がいるのがカリフォルニアの違いなんだろうか?一般的な女性は子供が生まれても働き続けるので、家事、育児、仕事が重なって自分の面倒なんてみてる暇も余裕もないのかもしれない。だからジミーチュウの靴に大騒ぎしたり、ヴィトンのバックをプレゼントしたりできるのはシングルで稼ぎが良くてNYに住んでいるおかげだからだろう。リッチな層はどこにでもいる訳で、ブランドものの店が入ってるモールもあるけれど、通勤してる中で見かけるのはせいぜいコーチどまりだ。しかもモールに入ってるブランドものの店で買い物してるのは中国人ばかりだった。ダウンタウンは弁護士事務所や会計事務所が濫立してるのに、女の人の金の使いどころが違うんだろうか??

もう一つ考えられるのは、肥満体国アメリカではファッションよりも食い物なのかもしれない。女性は30代以降ぶくぶくと肥えてしまうらしく、ハイファッションが似合うような体型の人はかなり珍しいかも。背が高く、体は100キロ越えでも顔だけは肉がつかないので奇麗な人もいるんだけどね。

という事で、まるで別世界にいったかのように楽しめるところが人気の一つなのかもしれない。男性に嫌われる理由は、彼女達の発言と行動の大胆さが、男性のエゴが一気に砕かれるくらいパワフルな女目線で描かれているからだろうか。原作はコラムニストのCandace Bushnellで女性なんだけど、不思議な事にスクリーンライターは、Darren Star(有名な男性スクリーンライター)なんだよね。最終的に結婚に行き着くあたりが男性ライターの影響なんだろうか。

Indiana Jones インディージョーンズ (1981-1989) マラソン

Monday, May 12th, 2008

(ハリソンフォードがセクシーなので)女性にも人気のアクションムービー「インディージョーンズ」。新作が出るのでプロモーションをかねて、シリーズのマラソンをテレビでやっていたので3本まとめてみた。さすが25年以上前だけあって、爆破シーンなんてかなり”古くさい”技術を使っていて、最近の映画がいかにコンピューターグラフィックスに頼っているかがよく分かった。

それにしても、女性キャラクターの設定をみていると、スピルバーグの女性観が見えてくる。
魅力的で奇麗な女優(時々インディを誘惑)→失笑を買う(おバカ発言多し)→欲深い(宝物に目がない。特に光り物)→何かあると凄い悲鳴で大騒ぎ(特に蛇で騒ぐ。うざい)→アホな事をして足を引っ張り、インディーが助けにいく(ヒーロの役目を際立たせる)→時々役に立つ(なにげにインディのピンチを救う)→奥地にいる筈なのに衣装が変わっている(衣装持ち。インディは主に汚い革ジャンと帽子)→時々何故か洋服が破れきわどいスタイルになる(観客へのサービス?)→時々何故かインディの鞭を浴びる(何気にSM?)

今時の、強くて、敵をなぎ倒すような女性キャラは登場しません。いいとこは全てインディかサイドキックが持ってきます。スピルバーグの中では”I Love Lucy”から女性のイメージは変わっていなかったのね。

There Will Be Blood (2007)

Monday, April 28th, 2008

DVDを借りてじじいと見る。Daniel Day-Lewis(主演)の独特なアクセントといい、間の持たせ方といい、人間不信で、欲が深く、引き取った子供を利用してるようで実は凄く可愛いがってみたりする主人公の性格に引き込まれた。長ーい映画なので、途中で苦痛になる人もいるかもしれないど、(じじい、途中でうたた寝)19世紀の採掘のしかたなんかも見れてなかなか面白かった。

Identity (2003) 映画 アイデンティティー

Thursday, January 17th, 2008

John Cusack(ジョン キューザック)主演映画アイデンティティーを見直した。(フラッシュサイトってちょっとここまでやるとアホっぽいですね。。。これ先に観たら映画観て無かったでしょうね。。。)あまり映画を見直さないのだけど、あれって結局ジョンキューザック自体は存在しなかったんだっけ?とストーリー自体が気になって見直してしまった。要するに、一見殺人犯を捜せ!的なストーリーに見えるのだけど、実はサイコな犯人の脳内に存在する人物を、あほなドクターが薬を与えて”悪いキャラ”(殺人犯)を消滅させようとして失敗するという話だ。悪キャラは犯人の子供時代がベースにあるから子供な訳で、わざわざ白いジャケットを着せて、ほんとだったら返り血を浴びて酷い事になっているだろうに、見る側に不自然なくらいに白く移してる訳ですね。全て犯人の脳内で起こっている話な訳です。

それにしてもジョン キューザックのつぶらな瞳が、恐ろしい顔した犯人と対照的で、ドクターに召還された時のシーンが際立ってました。確か24人のビリーミリガンってそんな話だったよね?読んだ事は無いんだけど。

The Pursuite of Happyness (2006)

Sunday, December 9th, 2007

食中毒にやられ、仕事を休んでいた間に見た映画。ラッパー出身で、MITに受かっていたのだけど、ちょうど ”The Fresh Prince of Bel-Air” (1990)の話が入って来たので大学には行かなかった(とても賢い選択)Will Smith が息子と出ている映画だ。最近ブロックバスター系のコメディチックな役柄から、やたら「Ali」なんかでシリアスな役者に乗り換えようとしているのがうざくて、観る気はなかったのだけど、サンクスギビングセールの時に$3.99でDVDを見つけたので購入しておいた。コマーシャルや前評判が良かったのだが、一気に老け役で白髪をはやし、昔のへらへらした様相から一変しているので、ちょっと避けていた映画なのだけど、かなり気に入ってしまった。

話は「Kramer vs. Kramer」(1979)のように父親が息子を引き取って育てる、という話なのだけど、次から次に起こる実生活の難題のお陰で、主人公は息子と一緒にホームレスになるまで落ち込んでしまう。アメリカの恐ろしい税金システムの負の連鎖はすごくて、税金を即払わないと、もの凄い事になる。「クレジットカードで税金を払った方が利子が安いですよ」とINS自体行っている通りで、国が高利貸しをやっている。芥川龍之介だったら自殺を図っただろう状態の中で、諦めずに幸福の追求をしていくというのがテーマだ。頭は良いのだけど、黒人で高卒の主人公が、白人の”Good Old Boys”に取り仕切られている証券会社に食い込んでいく。Will Smithにこんなに演技力あったの??と言いたくなるくらい、細かい部分の表情に出てくる、感情の表現が旨かった。

実話に基づいた映画で、まだベイエリアに住んでいた時に本人がニュース番組に出ていて、実際に過ごしたバート(Bay Area Transit)のトイレを紹介しているのを観た事がある。 その時は映画化されるという話を知らなかったのだが、ガッツのある人だな位に思っていた。アメリカンサクセスストーリー(ブロックバスター系にありがちな)なんてちょっと臭う話を、そこまで臭くは作らずにさらっとまとめているので、好感が持てた。ちなみにhappyness (happiness)のミススペルは、息子を預けていた中国人のおばちゃんのやってるデイケアの壁のスペルから来ている。