Archive for the ‘雑記’ Category

秋葉原無差別殺傷事件 “記念撮影”する傍観者たち

Wednesday, June 18th, 2008

この記事を読んで思い出した本がある。スティーブンキングの「The Long walk」(死のロングウォーク)だ。スティーブンキングは言わずと知れたホラー作家だけど、大昔に読んだこの本はどちらかと言うと心理的なホラーだった。少年達が、死ぬまで歩く競争をするのだけど、途中で歩けなくなった少年達は容赦なく次々と射殺されていく。食べるときも、用を足すときも歩き続けなければならず、(確か一瞬のうちに脱糞して歩き続けねばならない)遠くに聞こえる銃声(誰かが射殺された)を聞きながらひたすら歩き続ける。国家が行う行事なので、その優勝者は国民的ヒーローになる。だからその様子を見守る観衆達は少年達の残していった”糞”でさえ飛びかかって集める。昔のコロシアムで行われたグラディエイター達の戦いにもにているけど、目の前で死んでいく少年達が、普通の常識では考えられない”エンターテイメント”として扱われている。

さて、実際に死に際の被害者達を撮影してしまったこの秋葉原に居合わせた人達は、その画像をどうしたんだろうか。エンターテイメントとしてメールに添付して友達に送ったのか、そのままお宝画像としてハードに保存するのか。。。yourfilehostなんかにはこういう生々しい人の死に際映像がゴマンとアップロードされているけど、死ぬ間際まで人の晒し物になって、エンターテイメントとして扱われる世の中は、スティーブンキングの世界からほど遠くないのかも。

パリス効果

Thursday, May 15th, 2008

最近テレビから離れた生活をしていたのだけど、久しぶりに長時間見入ってしまったのがいわゆる”リアリティショウ”というやつで、E! (エンターテイメントチャンネル)の”Keeping Up with the Kardashians”だ。

さて、Kardashiansの家族構成は複雑で、ママサイドが Kardashianで、O.J. シンプソンのケースで悪名高いアルメニア系の敏腕弁護士Robert Kardashianとの間に娘と息子が4人いる。パパサイドはBruce Jennerという、元オリンピアンとその子供達4人が再婚して、二人の間に更に二人子供がいるから、家族構成12人という大家族だ。巣立ってしまった息子達も多いらしく、メインはママの連れ子の気違い娘達なんだけど、20代後半の娘達がなかなか凄い。ビバリーヒルズ育ちの甘やかされて育ってるのだけど、さすがアメリカのお嬢様達だけあって、自分で稼ぐように教育されているらしく、意外にしっかり者だったりする。その割にはローティーンでも喧嘩しないようなことで泣きわめいたり、と顔と体は大人でもどういう精神構造してるの??なかでもすごいのが、

Kim Kardashian(キム カーダシアン)パリス効果で一躍有名になってしまったやたら奇麗でいやらしい体型の27歳。”パリスヒルトンのお友達”でつるんでいたら、なんとパリスのようにアダルトビデオ(ビデオの相手はヒップホップのブランディーの弟)まで出されてしまう始末。残念ながらO.J.を無罪にした敏腕弁護士のパパはガンで他界してしまっていたので、彼女のビデオを差し止める事は出来ずにお金で和解。それで一躍有名になったかと思ったら、”プレイボーイ”紙からのオファーまで入って、と引っ張りだこ。現在はプロフットボール選手、レジーブッシュと交際中でいい感じらしい。(実は10代で既に離婚歴があるらしいが)しかも有名になった相乗効果で姉妹でやっている子供服まで流行ったり、もちろんストーカーにつけられたり、と騒がしい。さて、ここまで有名になって稼げたのもパリスヒルトンのおかげ???持つべきものは友なんでしょうか。

女性向け見出しの不思議

Thursday, April 24th, 2008

ヤフーの見出しに、やたら男性を意識した”女性向けの情報”がでいた。そういうのって女性誌には多いの気づいてたけど、ヤフーまでもやってるんですか。「男の子に気に入られる」ファッション、髪型、仕草、話し方、気遣い。そこまで日々男性を意識して生きている女ってそんなに多いの?それとも編集長が男?

なんかさ、ここまで”気に入られ系”でいる女の子って不自然だと思うんだけど、その思惑にまんまとはまってくれる男も多いってことなんでしょかね。まあ、つった魚にえさはやらん、で豹変するのかもしれないけど、疲れそうだね。。。

ヤフーの利用者は女性が多いっていうけど、こういう見出しでどれだけどクリック率が得られるんでしょうね。ついついアホなタイトルだとクリックして読んでしまう事ってあるから、タイトルでクリック率が全然違うんだろうね。

サンフランシスコ 聖火リレー

Thursday, April 10th, 2008

北カリフォルニアはバークリーを中心に今だヒッピー精神漂うところがあるから、今回のチベット関連の騒ぎに黙っている訳がない。ロンドンやフランスの騒ぎを受けて、数日前からすでに活動家がゴールデンゲートブリッジによじ登って抗議の旗をかけたり、と聖火が来る前からかなりのはりきり様だったのに、なんとサンフランシスコ市は抗議団体などで埋まった事前に伝えていたルートとは別の場所で聖火リレーをして、”混乱を回避”したそうだ。確かに、フランスやロンドンであれだけ騒ぐんだったら、ベイエリアの元ヒッピー達が黙っている訳はない。”聖火ランナーの身を守るため”もあるんだろうけど、なんとも情けない。。。

これでオリンピックが盛り上がるんだったら、なんとも嘘くさい感じ。確かに何年間もオリンピックに備えて練習を重ねて来た選手達には悪いのだけど、”平和”を唱う祭典なら、これじゃいかんでしょう。機械的に4年に一度、どっかの国で行われるスポーツ選手権、という事なんでしょうか。中国を開き直らせるんじゃなくて、これだけ批判が出るような行為に対する自覚を持たせるべきなんじゃないの?

ゴールデンゲートブリッジで抗議の横断幕

Tuesday, April 8th, 2008

がすでにはられているそうだ。ベイエリアに住んでいた時、ダライラマがよくバークリーに来ていた。バークリーには確かチベタンコミュニティがあった。バイト先にも飄々としたチベット人がいた。一緒に働くラティノのおじちゃん達のように熱くならずに、別に仕事が速かった訳ではないのだけど取合えずこなすので、日本人だったボスの受けがよかった。

世界各地で聖火を消す騒動が起きてるけど、こんなんでいいの?これで普通にオリンピックが行われるなら、ただの政治なんだね。。。”平和の祭典”なんかじゃなくって。

シルバーのお手入れ法ーーばあちゃんの知恵袋

Sunday, April 6th, 2008

セラーに教わった新たな秘術。彼女は”インディアン”の友達に教わったそう。嘘でしょ、と思って試してみたら、シルバークリーニング剤(化学薬品)なんかよりも良く効く。ピカピカになってしまうので、パティナを残したい時にはおすすめできない方法。

で、用意するもの::タバコの灰

濡れ布巾、もしくは濡れ歯ブラシをタバコの灰に”ディップ”して、奇麗にしたいシルバーをごしごしこすると、あら不思議。ぴっかぴかになってしまいます。古いシルバーで茶ばみや黒ずみが激しくて、しかもターコイズがついてるので思うように化学薬品でクリーニングできなかったものも、この方法でぴっかぴかです。ただし、タバコ臭くなるので、その後に石けんで軽く洗ってあげないといけません。あまり熱中してゴシゴシ磨くとシンクが黒くなるので、お掃除する前に試しましょう。

W2

Friday, January 18th, 2008

W2(税金の申告書)がきた。こんなに引かれてたのね。。。アメリカは高所得者と低所得者に優しい国で、中間層はやたら税金で苦しむ構造になっている。金持ち父さん貧乏父さんのロバートキヨサキのいってる通り、ビジネス持ってない中間層は貧乏父さんな訳だ。(ビジネスを持っていると控除対象が変わってくる)

フェデラルタックス(国への税金)ステートタックッス(州の税金)メディカル(医療の税金)合わせると凄い金額がさっ引かれるわけです。日本と違って、600ドル以上もうけると税金がかかってくるので、主婦はパートをやって一定の金額以下を貰えば税金かからない、という訳にはいかなくなっている。 で、色々な税金対策がある訳で、メキシカン系の人から聞いた話だと、結婚していて子供のいる夫婦でもわざと籍は入れずに同居状態のままシングルマザーとして申請している人達もいるのだそう。シングルマザーは税金控除額が大きい上に子供の数が多い方が控除額も増えるので、子沢山のメキシカンならでの発想だ。

一般的なカップルだと、共働きでないと所謂一般的アメリカンドリームは手に入らない。いい学区にマイホームと車を2台持つには、ママ達もがんばって働かなくてはならない訳だ。アメリカの働く女性の30%は旦那達より稼ぎが多いそう。かなり稼がない限り子供をデイケアに預けるのは、逆にお金がかかってしまうらしい。SFでのカップルの例だと月2000ドルは子供のデイケアにお金をかけているの出そう。いくらかは補助金が出るにしても、かなりの金額を自分たちで払わなくてはいけなくなる。

最終学歴が高く、よって職歴を身につけようと頑張る女性ほど子供をつくるのは高年齢になる傾向があるのだそう。もう少しキャリアのレベルを高めてからでないと仕事を離れられない、と頑張っているうちにどんどん先延ばしになってしまう。そうなると今度は普通には妊娠しにくくなって、不妊治療にお金がかかってしまうのだそうだ。年齢によって成功率も変わってくるので、いくら”セレブ”たちが40代で出産したという話題が溢れていても、(セレブ達は治療にかけられる金額も違うのだから、 )それは一般的な例ではないと考えておいた方がいいのだそう。

日本だと男性がワーカホリックで、帰宅は終電というイメージがあるけど、アメリカは夫婦忙しく働いていて、終電に乗らなくてはいけないほど遅くまで仕事はしないにしても、どちらが子供をデイケアに送迎するか、野球の練習に送迎するか、買い物するか、などアレンジをして、バタバタと忙しく家庭を運営している姿が一般的だ。この間読んだ統計で面白かったのは、アメリカでは結婚している女性の方が早死にするのだそう。”スーパーウーマン”で何でもこなしているうちに、自分の事まで手が回らなくなってしまうのだろうか。

仕事をしていてもやはり女性が分担する家事は男性よりも多く、よって仕事とのコンフリクトが起こっているのが現状で、そこら辺が雇用する側ではどうにもならないという現状もあるのだそう。日本で働くのを断念する女性もそこら辺の現状を踏まえての事だろう。いくら仕事に理解のあるパートナーでも理解してくれているだけではだめで、実際に行動してくれてくれないと意味がない訳だ。女性って大変。

鳥インフルエンザ

Saturday, January 12th, 2008

鳥インフルエンザの脅威が報道されだしてから2年以上は経っているが、今回は中国で父親から子供への感染が確認されたそうだ。まだ人から人へ移る新型に変異していないので、息子と接触のあったその他80人に被害はでていないそうだ。

2年前にCBSだかCNNだったかで鳥インフルエンザがの特集番組を見た事がある。第一次世界大戦中に大流行したスペイン風邪 と比較されて、実際どの程度のダメージが出るのか予測していた。スペイン風邪では世界中での感染者6億人、死者4000~5000万人。兵士が帰国した際に菌を持って帰って広まったのだろうとの事。当時はまだ空の交通が今ほど発達していなかった為、世界に広まる速度は遅かったそう。当時の状況を振り返って、「学級内の子供の数が半分に減っちゃったのよ」と語るご老人の話は生々しく、抵抗力の弱かった子供達への被害は大きかったらしい。

今回の鳥インフルエンザも、人に免疫の無い新型ウィルスが発生したら、その殺傷力は50%とも言われている。 番組内での予測は、まず発生して1週間以内に世界各国の国際空港のある大都市からどんどん広がって行くそう。アメリカだったらNY,LA, SFなどだ。そして2週間くらいであっという間に全土に広がり、ひょっとしたら人口の3分の1くらいは死亡するかもしれないという恐ろしいものだった。現実的な部分で、棺桶が足りなくなるらしい。日本のように火葬をしないアメリカでは、菌を保持している死体からの被害を防ぐ為に棺桶に死体を入れてきっちり土葬しなくてはいけないらしい。家族の心理も考えて、モーツアルトのように集団墓地に一機に埋葬してしまう事は出来ないそう。

今日の産経新聞に出ていた予測によると、《1人のビジネスマン(東京在住)が海外出張先で鳥インフルエンザの「新型」に感染して帰国。だが、感染に気づかず電車で会社に通勤した場合、帰国から10日目には首都圏で22万4000人が感染。京阪神にも飛び火し、2万4000人が感染する》

国立感染症研究所はこのように、人に免疫がない「新型」がまたたく間に全国へと広がると予測。厚生労働省は国内で1人の発生から2500万人が感染して病院に行き、約2カ月で64万人が死亡すると推計している。(産経新聞

さて、この鳥インフルエンザに唯一効くのがタミフルと言われていて、当時の各国でどれくらいタミフルを買い求めていたかがリストされていた。製薬会社のあるイギリスでは国民分を保持し、ヨーロッパでは国民の半数分は保持している。アメリカは殆どなし、ということでその年からから各国のタミフルの購入に拍車がかかった。向精神(異常行動)の副作用が小児や未成年者で多発したため話題になっていたタミフルの消費は75%が日本だそうだ。だけどこのタミフル、発症後48時間以降に投与を開始した場合の有効性に関しては裏付けが無いそうだ。

ワクチンは??もちろん新型なのでワクチンがある筈も無く、開発にも実際に流行している型の菌が必要な為、流行しだしてから半年はかかるそう。その間に世界の人口が激減してしまう。鳥の間で流行っている間は、感染の疑いのある鳥をすべて抹消してしまえばよいが、人間に感染しだしたらそうはいかない。隔離するにも病院の数がまず追いつかないだろう。感染して自覚症状の出るまでの間にどんどん菌を広めていってしまう連鎖で、あっという間に被害が拡大して、ちょっと危なげなタミフルに頼るしかないんだろうか。ウィルスのなかでも空気感染するものほど被害が大きく、危険なものはない。

とりあえず出来る事はこのくらいらしい。

海外生活

Monday, January 7th, 2008

長い事海外生活をしていて出会った同国人には大まかに2種類ある。海外生活といっても私の場合アメリカだけど、アメリカ人コミュニティと関わりのある人達と無い人達だ。10年以上住んでいても、日本人コミュニティの中で日本人としかつきあわず、よって日本語しか喋れず、日本食を食べ、日本から輸入した雑誌やDVDを見て過ごす人たちが意外と多いのだ。奥さんも日本人だったりして、別に帰れないという訳でもない。NY、LA、SFといった大都市は、そういう生活が普通に出来てしまう。そういう人たちに限って、カタログ的に観光地やレストランなどの情報にはやたら詳しかったりする。でも、それだったら日本の方が暮らし易そうだとは気づかないのか不思議だ。日本だったら食事も旨いし、言葉にも不自由ないし、お手軽なレジャーも沢山あるし、何が彼らを引き止めるんだろうか。

そういっている私も帰りたい病にはしょっちゅうかかったりするんだけどね。温泉もあるし、(アメリカにも一応あるけど、ちょっと高級リゾート的な風情がいただけない)要らぬストレスのかからない母国の生活は魅力的だ。最近日本に帰国した友達いわく、アメリカにいると日本に帰りたくなり、日本に帰るとアメリカに戻りたくなるんだそうだ。そんなものなのかな。